大阪の不動産投資市況は都心部を中心に賃料・路線価・建築費等で全て値上がりしています。そんな市況だからこそ管理会社を物件購入当初から変更していなかったり、管理会社の選定を間違えると、不動産投資自体の成功と失敗にとても大きな差が生まれます。
大阪のワンルームや区分所有マンションの賃貸管理会社は、会社の「主軸事業」によって特徴やリスクが大きく変わります。
この記事では、管理会社の種類別メリット・デメリットと、信頼できる会社を見極める具体的なポイントを解説します。
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大手の管理会社
管理費目安:賃料の5%(最低管理費5,000円〜)
【メリット】
・オーナー専用サイトがあり、報告や入金確認がスムーズ。
・しつこい営業が少なく、一定の安心感がある。
【デメリット】
・管理費が高い。
・実際の主力事業は「建物管理」や「アパート管理」であり、区分所有の賃貸管理はサブ事業扱い。利益が出にくいため積極的ではなく、サービスは最低限で対応は遅れがちになる傾向があります。
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販売会社が行う管理
管理費目安:0円〜3,000円
【メリット】
・管理費が安い(販売時の付加価値として無料または格安)。
・担当営業が出世していれば、何かあった時に優遇される可能性も。
【デメリット】
・販売がメインで、管理はおまけ。
・管理担当者1人が1,000件以上を担当するケースもあり、内容や質は期待できない。
・家賃アップの提案を積極的にしてくれることはありません。
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売却仲介会社の管理
管理費目安:0円〜1,000円
【メリット】
・管理費が安い。
【デメリット】
・後から管理費を上げられる可能性がある。
・「売却ありき」で話を進めることが多く、不安を煽って売却に誘導されることもある。
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賃貸仲介会社の管理
管理費目安:賃料の5%(最低管理費5,000円〜)
【メリット】
・店舗があるため、一見すると安心感がある。
・店舗に賃貸募集チラシを掲示してくれる。
【デメリット】
・管理費が割高で、各種手数料も発生しやすい。
・入居付けに強いと思われがちだが、実際は逆のケースが多い。
・営業マンは歩合給が中心のため、自社管理よりも決まりやすい利益率の高い物件を優先して紹介する。
・自社専任物件だけで囲い込みを行う傾向もあり、結果的に空室期間が長くなることも。
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賃貸管理をメインとする会社(専門会社)
管理費目安:3,000円〜5,000円
【メリット】
・管理品質が安定しており、オーナー目線の提案が多い。
・工事費も安く長期的な収益性を重視する姿勢がある。
【デメリット】
・どこが管理専門なのか見分けにくい。
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優良管理会社を見極めるチェックポイント
1.最適な募集条件を具体的に提案してくれるか
2.工事費が相場より高くないか
3.オーナーに不利な賃貸契約内容になっていないか
4.保証会社の保証範囲が広いか(滞納・原状回復・残置物処理など)
5.退去時の費用負担を明確に説明してくれるか
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「管理メイン」を装う売却会社には要注意⚠️
最近多いのが、「管理が得意です」と言いながら、裏では売却営業を狙っている会社です。
見分け方のポイント👇
・電話営業を頻繁にかけてくる
・わざわざ遠方から訪問してくる
・管理費が異常に安い
これらの会社は、管理費ではなく売却益で儲ける仕組みのため、
「売却するまで解約できない契約」を結ばれるケースもあります。
月数千円の管理費のために、わざわざ訪問営業してくるのは冷静に考えても不自然。
企業として存続するには、どこかで利益を取る構造があるということです。
売却営業による被害報告をまとめた別記事はこちら
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まとめ:投資用区分マンションの管理は“専門性”と“誠実さ”で選ぶ
マンションの管理は、見た目の管理費の安さよりも、
「どれだけオーナーの利益を守ってくれるか」が重要です。管理費が数千円安くても家賃が下がり、入居付けが遅かったり、オーナー負担の工事費やその他費用が高額だと全く意味がありません。
数字よりも、担当者の対応スピード・説明の明確さ・契約内容の透明性を重視しましょう。
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